塗装ブースの排気装置とは?種類や法令、選び方のポイントを徹底解説

塗装ブースの排気装置

塗装ブースの排気装置は、塗装作業時に発生する塗料ミスト・有機溶剤蒸気・粉じん・臭気を効率よく捕集し、作業者の健康被害や火災・爆発リスク、近隣トラブルを防ぐために欠かせない設備です。

適切な排気設計がされていないと、品質不良や法令違反につながる恐れもあります。

本記事では、塗装ブース排気装置の仕組みや種類、関係法令、選定時のポイントまでを分かりやすく解説します。

導入や更新を検討している方はぜひ参考にしてください。

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目次

塗装ブースとは?

塗装ブースとは、スプレー塗装や吹付塗装などを行う際に、塗料ミストや溶剤蒸気を外部へ排出・処理するための専用作業空間です。内部を一定の気流で制御しながら排気することで、塗装面へのゴミ付着やミストの再付着を防ぎ、品質を安定させます。

また、作業者の有機溶剤曝露を抑え、安全衛生面のリスク低減にも寄与します。乾式・湿式などの方式があり、使用塗料や作業量、法令要件に応じて適切なタイプを選定することが重要です。

塗装ブースの排気装置の種類

塗装ブースの排気装置は、作業点で捕集する局所排気から、気流で押し流す方式、室内全体を換気する方式まであります。塗料ミスト・有機溶剤蒸気の発生量と、法令対応・品質要求に合わせて選ぶことが重要です。

局所排気装置

局所排気装置は、塗装作業で発生する塗料ミストや有機溶剤蒸気を発生源の近くで捕集し、ダクトで屋外へ排出する方式です。塗装ブースは開口部から空気を吸い込み、ブース内を負圧に保ちながら一定の気流でミストをフィルタへ導きます。

捕集効率が高く、作業者の曝露低減や臭気拡散の抑制に有利です。一方で、フィルタ目詰まりやダクト抵抗により風量が落ちると性能が急低下します。設計時は必要風量と静圧を踏まえ、ファン選定、ダクト径、排気位置、フィルタ管理まで一体で計画することが欠かせません。

プッシュプル換気装置

プッシュプル換気装置は、給気(プッシュ)で気流を作り、排気(プル)で有害物を吸い込むことで、作業域から汚染空気を狙った方向に押し流して回収する方式です。塗装ブース周辺で気流の「通り道」を作れるため、開放型の作業スペースや大型ワークで局所排気だけでは捕集が難しいケースに適しています。

適切に設計できれば、作業者の呼吸域にミストが滞留しにくく、温熱環境の調整とも相性が良いのが特徴です。ただし、給気と排気のバランスが崩れると乱流が発生し、ミストの巻き上がりや塗装面への再付着を招きます。ノズル配置、風速、周囲の扉開閉や搬入動線まで含めた設計が重要です。

全体換気装置

全体換気装置は、室内全体の空気を入れ替えて、汚染濃度を下げる方式です。設備構成が比較的シンプルで、作業場全体の温度・湿度管理と合わせて導入しやすい一方、発生源で捕集しないため、塗装ミストや溶剤蒸気が作業者の近くを通過して拡散しやすいという弱点があります。

塗装ブース単体の排気が弱い場合や、周辺作業への影響が大きい環境では、品質不良や臭気クレームにつながることもあります。そのため、全体換気は単独運用よりも、ブース側の局所排気や処理装置と併用し、空気の流れを「汚れ→排気」へ整える使い方が基本です。換気回数だけでなく、気流の方向設計が成否を分けます。

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なぜ塗装ブースの排気装置が重要なのか?

塗装作業では、有機溶剤蒸気や塗料ミストが大量に発生します。排気装置は単なる換気設備ではなく、作業者の安全確保・品質維持・法令遵守を支える中核設備です。適切な設計と運用が、現場全体のリスクを左右します。

作業者の健康被害を防ぎ、安全衛生を確保するため

塗装作業では、シンナーなどの有機溶剤蒸気や微細な塗料ミストが空気中に拡散します。これらを長時間吸入すると、頭痛やめまい、慢性的な健康障害を引き起こす可能性があります。排気装置が適切に機能していれば、発生源付近で有害物質を捕集し、作業者の呼吸域への拡散を防ぐことが可能です。

また、作業環境測定の結果を安定させるうえでも排気性能は重要です。安全衛生管理の観点からも、排気装置は単なる設備ではなく、従業員の健康を守るための必須インフラといえます。

塗料ミストの滞留や再付着を防ぎ、塗装品質の安定と不良率低減につなげるため

排気が不十分な塗装ブースでは、空気中に漂う塗料ミストが被塗物に再付着し、ブツやムラ、艶引けなどの不良を引き起こします。適切な風量と気流設計がなされていれば、ミストは一定方向へ流れ、速やかにフィルタへ捕集されます。

これにより、塗装面の清浄度が保たれ、品質が安定します。結果として再塗装や手直しの削減につながり、生産効率の向上にも寄与します。排気装置は、安全対策だけでなく品質管理の要でもあり、安定した製品づくりを支える重要な役割を担っています。

火災・爆発リスクや臭気拡散による近隣トラブル、法令違反を未然に防ぐため

塗料や溶剤の多くは引火性を持ち、蒸気が一定濃度以上になると火災や爆発の危険があります。排気装置によって空気中の溶剤濃度を低く保つことは、爆発下限界に達するリスクを抑えるうえで極めて重要です。

また、臭気が屋外へ拡散すれば近隣からの苦情につながる可能性もあります。さらに、労働安全衛生法や有機溶剤中毒予防規則などの法令では、適切な換気・排気が求められています。排気装置の整備は、事故防止と社会的信用の維持、そして法令遵守を同時に実現するための基本条件といえます。

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塗装ブース排気装置に関わる法令・基準

塗装ブースでは有機溶剤蒸気やミストが発生するため、排気装置は安全衛生の中核です。関係法令の要点を押さえると、設備仕様や点検・記録まで迷わず整理できます。

労働安全衛生法

労働安全衛生法は、事業者に対して労働者の健康障害を防ぐための設備・作業管理を求める枠組みです。塗装作業のように有害ガス・蒸気・粉じんが発生する現場では、換気設備を適切に設け、性能を維持して運転することが基本になります。

実務では、ブースの排気が局所排気装置に相当する管理として扱われることが多く、点検や記録、改善措置まで一体で運用することが重要です。法令は「何を守るべきか」を示し、具体的な設置義務や自主検査などは各規則で詳細化されます。 

有機溶剤中毒予防規則

有機溶剤中毒予防規則(有機則)では、有機溶剤業務を行う作業場所に、発散源を密閉する設備・局所排気装置・プッシュプル型換気装置のいずれかを設けることが定められています。塗装ブースは有機溶剤蒸気が発生しやすく、ブース排気の性能が不足すると曝露リスクが高まります。

また、局所排気装置やプッシュプル型換気装置は、毎年の自主検査や記録の保持など、維持管理まで求められる点が重要です。設備を入れるだけでなく、風量低下やフィルタ目詰まりを前提に、点検周期と是正手順をルール化しておくと安心です。 

特定化学物質障害予防規則

特定化学物質障害予防規則(特化則)は、対象となる特定化学物質を扱う作業で、健康障害を防ぐための措置を求めます。条文上は、作業場所に密閉設備・局所排気装置・プッシュプル型換気装置を設けることが規定されており、対象物質や作業内容によって必要な設備レベルが変わります。

塗装では塗料・硬化剤・洗浄剤などに特化則対象物質が含まれることがあるため、SDSで成分を確認し、該当する場合は設備仕様(捕集方式、排気処理、点検・記録)を法令に合わせて設計することが肝心です。 

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塗装ブース排気装置の価格・費用は?

費用は「本体」だけでなく、ダクト・電気・架台・排気処理・防爆対応などで大きく変動します。ここでは方式別に、見積もりで差が出やすいポイントも含めて整理します。

局所排気装置の価格相場

局所排気装置は、フード(ブース開口)、ダクト、ファン、フィルタ(ミスト捕集)、排気筒まで含めたシステム費用で見ます。小規模な簡易ブースなら数十万円〜、ダクト延長や屋外排気筒の新設、電気工事を伴うと数百万円規模になりやすいのが一般的です。

さらに、臭気対策(活性炭など)や防爆仕様を入れると上振れします。価格を読むコツは、必要風量に対して「静圧に余裕のあるファン」を選べているか、フィルタ交換のしやすさが確保されているかを同時に確認することです。 

プッシュプル換気装置の価格相場

プッシュプル換気装置は、給気側(プッシュ)と排気側(プル)の両方を設け、気流を制御するため、構成が複雑になりやすい方式です。装置本体に加え、給気ダクト・吹出口・制御(インバータや風量調整)まで含めると、局所排気より費用が増えるケースがあります。

特に開放型で大型ワークを扱う現場では、必要風量が大きくなり、設備規模も上がりがちです。見積もりでは、対象作業に適合した性能・構造要件を満たす設計になっているか、給排気バランスの調整範囲が確保されているかを確認すると失敗を減らせます。 

全体換気装置の価格相場

全体換気装置は、室内全体の換気回数を確保する方式で、構成は比較的シンプルです。既設の換気設備を増設する程度なら数十万円〜で収まる場合もありますが、塗装エリア専用に大風量の給排気を組むと、機器・ダクト・電気工事が増えて数百万円規模になることもあります。

注意点は、全体換気だけでは発生源近くの高濃度を抑え切れず、品質不良や曝露リスクが残ることがある点です。塗装では、ブース側の捕集(局所)と全体換気を組み合わせ、気流の方向を設計する考え方が現実的です。 

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よくある失敗例と対策

排気装置は「付けたら終わり」ではなく、設計・運用・保守で成果が決まります。失敗パターンを先に知っておくと、追加工事や品質ロスを最小化できます。

風量不足でミストが滞留する(フィルタ目詰まり・ファン選定ミス)

ミストがブース内に滞留する主因は、実風量が設計値を下回ることです。代表例はフィルタ目詰まりで、差圧が上がるほど風量が落ち、捕集できないミストが室内に回り込みます。対策は、差圧計などで目詰まりを見える化し、交換基準を数値で運用することです。

さらに、ファンは「初期風量」だけでなく、フィルタ抵抗増加を見込んだ静圧余裕で選定します。毎年の自主検査・記録を仕組みにして、性能劣化を早期に潰すことが重要です。 

排気だけ強くて塗装面が荒れる(給気不足・気流設計の問題)

排気能力を上げても、給気が不足するとブース内で乱流が起き、塗装面が荒れたり、ゴミ噛みが増えたりします。負圧を作ること自体は有効ですが、過度な負圧は外気を不安定に吸い込み、気流が乱れる原因になります。

対策は、給気側の風量・吹出位置を含めて「流れの道」を設計し、塗装面を横切る乱流を減らすことです。試運転では、スモーク等で流れを確認し、ダンパ調整や吹出口の向きを現場で追い込むと品質が安定します。

臭気が取れない(吸着材の選定ミス・交換周期の不適合)

臭気対策で多い失敗は、活性炭などの吸着材を入れたのに効果が続かないケースです。原因は、対象溶剤に対して吸着材が適合していない、湿度や温度条件で性能が落ちる、交換周期が長すぎて破過している、などが典型です。

対策は、溶剤種類と使用量を整理し、メーカー推奨の処理風量・接触時間に合う仕様を選ぶことです。さらに、交換は「期間」ではなく、臭気の兆候や差圧、運転時間など複数指標で管理し、計画的に更新すると安定します。

屋外排気で近隣苦情が出る(排気位置・拡散不足)

排気を屋外に出しても、排気口の高さや向きが不適切だと、臭気が敷地内や近隣へ滞留し、苦情につながります。特に建屋の外壁沿いに排気すると、風で巻き込みが起きやすく、想定以上に臭いが戻ることがあります。

対策は、排気口の位置を見直し、屋根上での放出や拡散しやすい高さの確保を検討することです。必要に応じて脱臭装置の追加や排気筒延長を行い、周辺環境(風向・建物配置)を踏まえて設計するとリスクを下げられます。

防爆要件の見落とし(設備仕様と運用ルールの不足)

塗装で扱う溶剤は引火性があり、濃度条件によっては火災・爆発リスクが高まります。防爆の見落としは、モーターやスイッチなど電気部品の仕様だけでなく、静電気対策、清掃不良による堆積、換気停止時の運用など、複合要因で起きます。

対策は、使用溶剤と工程を前提に、必要な防爆レベルを設備仕様へ落とし込むことです。さらに、換気停止時の作業禁止、清掃手順、点検記録を含めた運用ルールを整備し、設備と運用をセットで管理することが重要です。

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塗装ブース排気装置の選びのポイント

塗装ブースの排気装置は、性能・安全・コストのバランスが重要です。塗料や溶剤の種類、作業量、設置条件で最適解が変わるため、仕様を言語化して比較すると失敗を防げます。

塗料・溶剤・作業量から必要性能を決める

まずは、使用する塗料・溶剤の種類と使用量、1日の塗装回数、乾燥工程の有無などから、必要な捕集性能を決めます。溶剤系は蒸気が発生しやすく、粉体塗装は粉じんが増えるため、求められる対策が異なります。

さらに、ワークの大きさや吹付時間が長いほど、ブース内に滞留するミスト量も増えます。ここが曖昧なままだと、風量不足で捕集できない、逆に過剰風量で塗装面が荒れるなどの失敗につながります。SDSで成分を確認し、対象物質と発生量を整理したうえで、必要風量・静圧・処理方式を条件として固めることが重要です。

ブースサイズと運用動線に合う構造を選ぶ

ブースの開口寸法や奥行き、天井高、搬入経路、治具の出し入れ動線に合う構造を選ぶことが品質と生産性を左右します。例えば、開口が大きいのに排気が弱いとミストが外へ漏れやすく、逆に狭いブースに過大な排気をかけると乱流が起きてゴミ噛みや肌荒れが増えます。

また、扉の開閉や人の出入り、フォークリフト通行などの気流乱れも考慮が必要です。設備は「カタログ性能」だけでなく、現場の使い方で性能が決まります。設置後に無理が出ないよう、作業の流れと気流の流れを一致させる視点で構造を選ぶことが大切です。

防爆・脱臭・法令対応を仕様に落とし込む

塗装で使う溶剤は引火性があるため、必要に応じて防爆対応を検討します。防爆は機器仕様だけではなく、換気停止時の運用ルールや静電気対策、清掃・堆積防止まで含めて成立します。また、臭気対策は活性炭などの吸着材、ミスト対策はフィルタ構成、対象物質によっては処理方式の適合確認が不可欠です。

さらに、有機溶剤中毒予防規則や特定化学物質障害予防規則などでは、設備要件や点検・記録が絡むため、選定段階で「何に該当するか」を整理し、見積条件に反映する必要があります。法令・安全・近隣対策を仕様書に明記すると、比較の精度が上がります。

メンテ性と消耗品コストで比較する

排気装置は導入後の運用で差が出ます。フィルタ交換が面倒だと交換が遅れ、目詰まりで風量が落ち、捕集できず品質不良や曝露リスクが増えます。交換のしやすさ、フィルタ入手性、交換頻度、廃棄費用、差圧の見える化など、メンテ性を必ず確認しましょう。

消耗品の単価が安く見えても、交換回数が多いと年間コストが膨らみます。点検口の位置や清掃性、ファン・モーターのアクセス性など、現場で回せる設計かどうかが重要です。初期費用だけでなく、年間ランニングコストと停止リスクまで含めて比較すると失敗を減らせます。

現地調査と試運転条件を契約前に確認する

排気装置は現場条件の影響を強く受けるため、現地調査の有無で完成度が変わります。ダクトの取り回し、排気口の位置、電源容量、設置スペース、周辺の風向や近隣距離などを事前に確認しないと、後から追加工事や性能不足が起きやすくなります。

契約前に、試運転で何を確認するか(風量、差圧、気流、臭気、漏れ、騒音)を明確にし、調整範囲や保証範囲を取り決めておくことが重要です。検収基準が曖昧だと、性能が出ていないのに引き渡しとなる恐れがあります。現地調査と試運転を条件化しておくことが安心につながります。

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コスト抑えて導入するなら発散防止抑制装置もおすすめ!

ダクト工事が難しい現場や、コストを抑えつつ作業環境を改善したい場合は、局所排気装置の代替として発散防止抑制装置を検討する選択肢もあります。運用条件と許可要件を踏まえて導入することが重要です。

発散防止抑制装置とは?

発散防止抑制装置とは、有機溶剤や特定化学物質の作業で、発生する蒸気や臭気を吸着・分解・気流制御などで低減し、作業環境の安全性を確保するための装置です。一般的な局所排気装置のように大掛かりなダクト工事を前提とせず、設置性を高めたタイプもあります。

用途は、作業点に近い位置で汚染空気を取り込み、フィルタや吸着材で処理して排気する、または室内拡散を抑える気流を作るなどです。ただし、どの作業でも無条件に代替できるわけではなく、対象物質や作業条件、測定結果などを踏まえた整理が必要です。導入前に、現場要件と法令対応の可否を確認することが重要です。

発散防止抑制装置のメリット

発散防止抑制装置のメリットは、まず工事負担を抑えやすい点です。大規模なダクト敷設や屋外排気筒の新設が難しい現場でも、設置条件に合わせて計画しやすく、導入までのリードタイム短縮につながります。また、装置の構成次第では、臭気対策やミスト対策を一体で行えるため、近隣対策の強化にも有効です。

さらに、運用を適切に設計すれば、作業者の曝露低減や品質安定にも寄与します。一方で、フィルタや吸着材の交換を怠ると性能が落ちるため、差圧管理や交換計画などの運用設計が重要になります。初期費用だけでなく運用まで含めて最適化できる点が大きな価値です。

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発散防止抑制装置を設置するならベリクリーンへ!

ベリクリーンエアなら、現場の作業内容や臭気・溶剤の種類に合わせて、発散防止抑制装置の仕様検討から導入まで一貫して相談できます。ダクト工事が難しい環境でも、吸着・分解・気流制御などの考え方を組み合わせ、作業環境の改善とコスト最適化を両立しやすいのが強みです。

導入後もフィルタ交換や点検周期の設計など、性能を維持するための運用面まで含めて提案できるため、「入れたのに効かない」「管理が続かない」といった失敗を抑えられます。塗装ブース周辺の臭気・ミスト対策を強化しながら、設備更新の負担を減らしたい場合は、ベリクリーンエアへの相談がおすすめです。

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よくある質問Q&A(塗装ブース 排気装置)

塗装ブースの排気装置は、風量・臭気・防爆・保守など疑問が出やすい分野です。よくある質問を整理し、判断の軸を明確にします。

排気装置の風量はどれくらい必要ですか?

必要風量は、ブースの開口面積、求める作業面風速、塗装方法、ワークサイズ、フィルタ抵抗などで決まります。単純に「大きいほど良い」わけではなく、過剰風量は乱流を起こして塗装面が荒れる原因にもなります。目安としては、開口から一定方向へ安定した気流が流れ、ミストが滞留せずに捕集される状態を作れることが重要です。実務では、フィルタが目詰まりした状態でも必要風量を維持できるよう、静圧に余裕のあるファンを選びます。導入時は試運転で気流を確認し、ダンパや給気量を調整して最適化します。現場条件で最適値が変わるため、計算と現地確認のセットが基本です。

臭い対策は活性炭だけで十分ですか?

活性炭は有効な選択肢ですが、万能ではありません。対象溶剤の種類、濃度、湿度、温度、処理風量、接触時間が合わないと、期待した脱臭効果が出ないことがあります。特に、使用量が多い現場では破過が早く、交換コストが増えるケースもあります。対策としては、SDSを基に臭気成分を整理し、適合する吸着材を選ぶこと、処理風量と装置サイズを適正化することが重要です。さらに、ミストが多いと吸着材の寿命が縮むため、前段のフィルタ構成も見直します。活性炭は「条件が揃えば効く」方式として設計することが大切です。

防爆仕様は必ず必要ですか?

必ずしも全ての塗装ブースで必要とは限りませんが、引火性溶剤を扱う以上、リスク評価は不可欠です。溶剤の種類、使用量、換気能力、蒸気の滞留可能性、設備の電気部品、静電気の発生、清掃状態などによって危険度は変わります。防爆対応は、モーターやスイッチなど機器の仕様だけでなく、換気停止時の作業禁止、清掃・点検、アースや除電などの運用がセットです。まずは対象溶剤と工程を整理し、必要な対策レベルを決めたうえで、設備仕様に反映するのが現実的です。設備と運用を一体で整備することが安全につながります。

フィルタ交換頻度はどれくらいが目安ですか?

交換頻度は、塗装量、塗料の種類、ミスト発生量、運転時間、フィルタ構成で大きく変わります。「月1回」など固定の決め方だと、過交換でコスト増、逆に交換遅れで風量不足になりがちです。実務では、差圧計や風量の指標を使い、目詰まりを数値で把握して交換する方法が安定します。差圧が上がると風量が落ち、捕集できないミストが増えて品質不良や臭気漏れにつながります。まずは試運転時に基準差圧を設定し、記録を取りながら最適周期を決めるのが有効です。交換は「状態基準」で管理すると失敗を防げます。

既設ブースに後付けできますか?

多くのケースで後付けは可能ですが、現場条件の確認が欠かせません。ダクトの取り回し、屋外排気位置、電源容量、設置スペース、騒音・振動、近隣距離などで工事難易度と費用が変わります。また、後付けで排気だけ強化すると給気不足で乱流が起きる場合があるため、給気側の整備も含めて検討します。臭気対策を追加する場合は、前段のミスト除去を強化しないと脱臭材の寿命が短くなることもあります。まずは現地調査で制約条件を洗い出し、試運転で性能確認と調整ができる計画にすることが重要です。後付け可否は「スペース・電源・排気経路・給気バランス」で判断します。

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