VOC対策は「どのメーカーが有名か」よりも、排気条件(風量・濃度・成分・変動幅)に合う方式を提案できるかで結果が決まります。
見積もり比較で失敗しない選び方もあわせて解説します。
株式会社ベリクリーンの発散防止抑制装置なら、局所排気装置よりも安価で導入できます。
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VOC(揮発性有機化合物)とは?
VOC(揮発性有機化合物)とは、常温でも蒸発しやすい有機溶剤成分の総称で、塗装・印刷・接着・洗浄・コーティングなど幅広い工程から発生します。
代表例はトルエン、キシレン、酢酸エチル、塩化メチレンなどで、臭気や作業者曝露、環境負荷の要因になり得ます。そのため現場では、発生源の捕集に加え、吸着回収や燃焼分解などで排気中VOCを低減し、規制対応と運用コストの最適化を両立させることが重要です。
VOC処理装置メーカーおすすめ7選
VOC処理装置は方式や得意分野がメーカーごとに大きく異なります。ここでは、回収・濃縮・燃焼などの技術領域や提案力に注目し、それぞれの特徴と比較ポイントを整理します。
自社の排気条件に合うパートナー選びの参考にしてください。
株式会社ベリクリーンエア

ベリクリーンエアは、活性炭吸着+フィルタ構成のVOC・臭気対策機器を軸に、工事負担を抑えた導入ニーズに応えやすいのが特徴です。VOCが低〜中濃度で、まずは現場の臭気・曝露対策を進めたいケースでは、設置性や運用の始めやすさが強みになります。
局所排気の代替として検討する場合は、狙う管理区分や測定・申請の前提を整理し、現場条件に合う運用設計までメーカー側が伴走できるかを確認すると安心です。
東洋紡エムシー/エンジニアリング
東洋紡エムシー/エンジニアリングは、繊維状活性炭を用いた**VOC回収(溶剤回収・再利用)**の提案に強みがあり、排出対策と同時に資源回収メリットを狙いやすい点が特徴です。
特定溶剤の回収再利用を想定する現場では、対象溶剤の純度・回収率・再利用方法まで含めた設計が重要になります。回収方式と濃縮燃焼方式などを組み合わせる提案もあるため、風量や濃度変動が大きい現場ほど、方式の組み合わせと保全性を含めて比較すると最適解に近づきます。
株式会社西部技研
西部技研は、ローター式のVOC濃縮装置で広く知られ、低濃度・大風量の排気を「濃縮してから」後段処理(燃焼など)につなぐ設計で省エネ化を図りやすいのが特徴です。
濃縮は万能ではなく、ミストや粉じん、特定成分による目詰まり・劣化リスクを前処理で潰せるかが成否を分けます。そのため比較時は、濃縮倍率や除去性能だけでなく、前処理の設計範囲、ローター診断や交換計画など保全提案の具体性まで見ておくと、導入後のトラブルを減らしやすくなります。
株式会社島川製作所
島川製作所は、VOCを燃焼分解するRTO(蓄熱燃焼)や、触媒燃焼など燃焼系の排気処理装置を中心に、排気条件に合わせた最適化提案を行うメーカーです。燃焼方式は高い浄化性能を狙いやすい一方、初期費用・設置スペース・安全対策が効いてくるため、運転温度、熱回収、切替方式、非常時制御といった設計思想の違いが重要になります。
見積もり比較では、燃料・電力など運転コストの根拠、触媒交換や点検周期など保守条件を揃えて評価すると、費用差の理由が明確になります。
株式会社大気社
大気社は、RTO(蓄熱式脱臭装置)など燃焼分解系のVOC処理で、熱回収を活かした省エネ運転を狙いやすいのが特徴です。高濃度側に振れる運転条件や、後処理としての適用など、現場条件に合わせた適用整理がしやすい一方で、設備規模が大きくなりやすく、ダクト・基礎・安全設計を含めた総合力が問われます。
比較では、処理温度や熱回収率、処理風量レンジ、据付工期の前提が何かを揃え、運転停止時や異常時の対応設計まで確認しておくと安心です。
株式会社栗本鐵工所
栗本鐵工所は、活性炭を用いた**溶剤回収(VOC排気ガス処理)**を長年提供してきた実績があり、溶剤の再利用や環境負荷低減を狙う現場で検討しやすいメーカーです。回収方式では、対象溶剤の種類や濃度変動、回収後の取り扱い(再利用・保管・安全管理)まで運用設計に入れることが重要になります。
見積もり比較の際は、吸着材の交換・再生条件、脱着方式、回収溶剤の品質目標、保守体制を同条件で並べることで、装置価格だけでは見えない総コスト差を把握しやすくなります。
システムエンジサービス株式会社
システムエンジサービスは、VOC回収装置やVOCガス処理装置、VRU回収装置などを扱い、導入から据付・メンテナンスまでを含めた提案を前面に出しているメーカーです。VOC対策は、装置単体の性能よりも、現場の排気変動や稼働パターンに合わせた制御・保全・運用支援が効いてきます。
そのため比較時は、対象溶剤の回収・処理方式の選定理由、試運転後の調整範囲、点検・緊急対応の体制、消耗品供給の現実性を確認し、長期運用で詰まない設計になっているかを見極めるのがポイントです。
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VOC処理装置の価格・費用は?
VOC処理装置の費用は、方式(吸着・濃縮・燃焼など)と設計条件(風量・濃度・成分・温湿度・変動幅)で大きく変わります。ここでは、見積もりでブレやすい本体・工事・ランニングコストを分解し、比較の土台を作ります。
本体価格の相場
本体価格は、低〜中濃度の臭気対策で使われる吸着装置は比較的導入しやすい一方、濃縮装置やRTOなど燃焼分解系は規模が大きくなりやすく高額化しがちです。さらに、防爆対応や耐食仕様、計測・監視機器の追加、バイパスや非常停止など安全機能の範囲によっても金額は変動します。重要なのは「処理風量をどこまで保証するか」「濃度変動にどう追従させるか」で、同じ方式でも設計思想が異なると価格差が出ます。
設置工事費の相場
設置工事費は、据付そのものよりも周辺工事で増えやすいのが特徴です。具体的には、ダクト工事(圧損設計・結露対策・清掃性)、基礎・架台、電源工事、計装配線、排気筒や屋外放出位置の調整、防爆エリアの電装対応、騒音・熱対策などが積み上がります。既設設備との接続が複雑な現場ほど工数が増え、夜間・休日工事やクレーン搬入など条件次第で変動します。見積もり時点で工事範囲の線引きを揃えることが必須です。
電気・燃料などランニングコスト
ランニングコストは、方式ごとに「支配要因」が違います。吸着方式は活性炭やフィルタの交換費、差圧上昇に伴う送風動力が中心で、濃縮方式は前処理とローター保全、後段処理の燃料・電力が効いてきます。燃焼方式(TO/RTO/RCO)は燃料費と送風機動力が主で、熱回収や濃度条件により自燃領域に入るかで費用が変わります。ここに定期測定、点検、消耗品、故障対応まで含めて「年間総コスト」で比較すると判断がブレにくくなります。
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VOC処理装置メーカーの選びのポイント
VOC対策は、装置スペックだけでなく「前提条件の整合」と「運用まで含めた提案力」で成果が決まります。ここでは、見積もり比較で必ず押さえるべき選定軸を、現場目線で整理します。
風量×濃度×成分の「設計条件」を先に固める
メーカー比較で最も多い失敗は、設計条件が曖昧なまま見積もりを取ることです。VOCは同じ濃度でも成分や温湿度で挙動が変わり、さらに「最大」「通常」「変動時」で要求が別物になります。まず、処理風量の上限、濃度のピークと平均、溶剤名(混合比)、ミスト・粉じんの有無、稼働時間、排気温度・湿度、将来増設の可能性を整理しましょう。条件が揃えば、方式選定の妥当性と価格差の理由が見え、無駄な過剰設計も避けやすくなります。
除去率だけでなく「出口濃度の保証条件」を確認する
「除去率◯%」だけで判断すると、想定外の変動で出口濃度が上がり、臭気や規制対応で困ることがあります。重要なのは、どの条件(濃度・風量・温湿度・成分)で、どこまで出口濃度を保証するのか、保証が成立しない例外条件は何か、という契約上の整理です。また、計測方法や測定点、連続監視の要否、保証試験の実施範囲も確認が必要です。保証条件を揃えて比較すれば、単なるスペック合戦ではなく、実運用での再現性が高い提案を選べます。
安全設計(防爆・火災・逆火・温度管理)の標準範囲を見る
VOCは可燃性ガスを含むため、安全設計の差が装置の価値を左右します。防爆仕様の範囲(モータ・制御盤・センサ)、火災リスクに対する温度監視、逆火防止、緊急停止時のバイパスやパージ、異常時のインターロック、消火設備の想定など、標準でどこまで入っているかを確認しましょう。安全機能がオプション扱いだと、後から追加で高額になったり、現場側の運用負担が増えたりします。安全を「装置任せ」にせず、運用手順まで含めて設計できるメーカーが安心です。
前処理(ミスト・粉じん・シリコーン等)提案の有無を比較する
濃縮ローターや触媒は、ミストや粉じん、シリコーン、硫黄、塩素などの影響で性能劣化が起きやすく、前処理の出来が寿命とコストを決めます。例えば塗装ならミスト捕集、研磨や切削なら粉じん対策、シリコーンを使う工程なら被毒リスクの見極めが重要です。前処理を「別途工事」として丸投げされると、責任分界が曖昧になりトラブルの原因になります。前処理から後段処理まで一気通貫で設計し、保全計画まで提示できるかを比較しましょう。
立上げ・教育・運用支援(手順書・点検表)の手厚さで選ぶ
VOC処理は導入して終わりではなく、立上げ調整と日々の運用が成果を左右します。試運転でどこまで条件出しをするのか、操作教育は誰に何時間行うのか、点検表や手順書は現場に合わせて作り込むのか、異常時の一次対応フローは整備されるのかを確認しましょう。特に燃焼系は、温度管理や切替制御の理解が浅いと停止やアラームが増えがちです。運用支援が手厚いメーカーほど、立上げ後の安定稼働と年間コストの予測精度が上がります。
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よくある質問|VOC処理装置メーカー選びQ&A
VOC処理は現場条件の幅が広く、よくある疑問も「条件次第」で答えが変わります。ここでは、比較検討時に特に聞かれやすい質問を、見積もりの判断に使える形で整理します。
除去率はどれくらい見込めますか?保証の範囲は?
除去率は方式と条件で変わり、同じ装置でも「どの濃度・成分・風量・温湿度」で評価するかが重要です。保証で確認すべきは、出口濃度の上限、試験方法、測定点、連続運転時の変動許容、例外条件(ピーク濃度や成分変化)です。また、前処理の有無で達成度が変わるケースも多く、ミストや粉じんが混じる現場では、装置単体の数値より「前処理込みの保証」になっているかがポイントになります。保証を契約条件に落とし込めるメーカーほど安心です。
低濃度でも燃焼方式は必要ですか?濃縮との違いは?
低濃度・大風量の排気は、燃焼単体だと燃料費がかさみやすく、濃縮(ローター等)で小風量・高濃度にしてから燃焼する設計が省エネになりやすいです。一方、濃縮は前処理が弱いと目詰まりや性能低下が起き、保全費が増えるリスクがあります。逆に低風量・中〜高濃度なら、直接燃焼やRTOがシンプルで安定する場合もあります。結論は「風量×濃度×成分×汚れ」の組み合わせで決まるため、複数方式の年間コスト試算を出せるメーカーで比較するのが近道です。
活性炭はどれくらいで交換しますか?廃棄費は高いですか?
交換周期は、濃度と処理風量、成分の吸着性、湿度、前処理の性能で大きく変わります。臭気主体の低濃度なら比較的長寿命化しやすい一方、ミスト混入や高湿度は寿命を縮めやすいです。廃棄費は、使用済み活性炭の扱い(産廃区分、含有成分、回収ルート)で変動し、回収再生のスキームがあるかどうかも影響します。見積もりでは、活性炭の想定使用量、交換作業の手間、廃棄・回収費の前提を明記してもらい、年間コストとして比較すると判断しやすくなります。
触媒はどの条件で劣化しますか?交換目安は?
触媒は、シリコーン、硫黄、塩素系などによる被毒、粉じん付着、タール状成分の付着で活性が落ちやすく、前処理と工程条件の影響が大きいです。温度条件が適正でない運転や、急激な濃度変動も劣化要因になり得ます。交換目安は「年数」で一律ではなく、運転時間、成分、前処理、温度制御の精度で変わるため、メーカーには劣化の兆候(差圧・出口濃度・温度挙動)の見方と、点検計画、交換時の費用感をセットで提示してもらうと安心です。
設置スペースがない場合の代替案はありますか?
スペース制約が強い場合は、装置の小型化だけでなく、方式の組み替えや分散設置の発想が有効です。例えば、発生源近くで吸着・前処理を行い、後段処理を屋外に配置する、濃縮で装置規模を抑える、ラインごとに小型機を分散してダクトを短くするなどの選択肢があります。また、屋外設置は騒音・熱・排気位置の調整が必要になるため、近隣配慮まで含めた配置設計が重要です。現地調査を前提に、複数案のレイアウト提案が出るメーカーほど失敗が減ります。
見積もり比較で必ず揃えるべき条件は何ですか?
比較条件は、処理風量(最大・通常)、入口濃度(平均・ピーク)、対象成分(溶剤名と混合比)、温度・湿度、ミスト・粉じんの有無、稼働時間、要求する出口濃度(または臭気レベル)、防爆・安全機能の範囲、前処理の範囲、工事範囲(ダクト・電気・基礎・排気筒)、保証試験の条件、保守点検・消耗品条件を揃えるのが基本です。さらに、年間コスト(燃料・電力・消耗品・測定・点検)を同じ前提で出してもらうと、価格差の理由が透明になり、導入後の想定外コストを減らせます。
株式会社ベリクリーンの発散防止抑制装置なら、局所排気装置よりも安価で導入できます。
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VOC処理装置を設置するならベリクリーンへ!
VOC対策は、装置選びだけでなく、現場条件の整理と運用設計まで含めて最適化することが成功の近道です。ベリクリーンなら、吸着・前処理を軸に、臭気や曝露低減を目的とした導入計画を立てやすく、既設設備やスペース条件に合わせた提案にも対応しやすいのが強みです。
まずは風量・濃度・成分・変動幅を整理し、必要な除去レベルと安全要件をすり合わせたうえで、無理のない構成と年間コストを見える化して導入を進めましょう。
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